元建築系エンジニアのBLOG

ゼネコン退職して、クラウドエンジニアやってます。

ローカルPC(Mac)でJavaScriptファイル実行環境を構築する

はじめまして、Atsushiです。

最近PJでGAS(Google Apps Script)を使うことになっため、
JavaScriptを使う機会が増えました。

workspace.google.co.jp

JSを業務で使った経験が浅いのもあって、
自宅PCにJavaScriptをローカル実行できる環境を用意してみます。

 

0. 前提

以下のJavaScriptファイルを実行することを目的とする。

#test.js

console.log('test is passed')

Macのバージョンは以下の通り。

バージョン11.6(Big Sur)

1. OSからNode管理ツールを決める

本記事ではJavaScriptをローカル実行する方法として、
JavaScript実行環境の「Node.js」を使用します。

Node.jsを選ぶ利点としては、
実際の開発現場でも多く使われている、大規模・小規模どちらの処理にも対応していることでしょうか。

Node.jsについて詳細を知りたい人は、以下の記事も参考にぜひ。

nodejs.org

使用するPCに応じて、Node.jsのバージョン管理を行います。

Windows⇒Nodist がオススメ
Mαc   ⇒Nodebrewがオススメ

私はMacユーザーなので、Nodebrewでインストール・設定しました。

 

2. Nodebrewをインストール

brew install nodebrew

 

3. Nodebrewで、対象のNodeをインストール

以下コマンドでインストール可能なバージョンを確認する。

nodebrew ls-remote

以下コマンドでインストールを実施する。

nodebrew install-binary {対象のバージョン}

nodebrew install-binary stable (安定版のバージョンを自動選択)

インストールが成功せずに以下のエラーが出た場合には、

nodebrew setup

を実施した上で、再度インストールする。

Fetching: https://nodejs.org/dist/v16.10.0/node-v16.10.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file 
Warning: /Users/{ユーザー名}/.nodebrew/src/v16.10.0/node-v16.10.0-darwin-x64.tar.gz:
Warning:  No such file or directory

curl: (23) Failed writing body (0 != 1120)
download failed: https://nodejs.org/dist/v16.10.0/node-v16.10.0-darwin-x64.tar.gz

 

4. パス・インストールしたNodeを設定する

NodebrewでインストールしたNodeのバージョンを利用するために、以下コマンドを実行してください。

nodebrew use {インストールしたバージョン}

さらに、パスを設定します。(書き込みするファイルは、OSバージョン、個人の設定に依るので、書き換えて実行してください。)

echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zprofile

以上でインストール完了です。以下コマンドでバージョンが一致していることを確認しましょう。

node -v

5. NodeコマンドでJSファイルを実行する

ローカルに作成しているJSファイルを対象に、以下コマンドを実行できることを確認してください。

node test.js

> test is passed

以上で完了です、お疲れ様でした。