ローカルPC(Mac)でJavaScriptファイル実行環境を構築する
はじめまして、Atsushiです。
最近PJでGAS(Google Apps Script)を使うことになっため、
JavaScriptを使う機会が増えました。
JSを業務で使った経験が浅いのもあって、
自宅PCにJavaScriptをローカル実行できる環境を用意してみます。
- 0. 前提
- 1. OSからNode管理ツールを決める
- 2. Nodebrewをインストール
- 3. Nodebrewで、対象のNodeをインストール
- 4. パス・インストールしたNodeを設定する
- 5. NodeコマンドでJSファイルを実行する
0. 前提
以下のJavaScriptファイルを実行することを目的とする。
#test.js
console.log('test is passed')
Macのバージョンは以下の通り。
バージョン11.6(Big Sur)
1. OSからNode管理ツールを決める
本記事ではJavaScriptをローカル実行する方法として、
JavaScript実行環境の「Node.js」を使用します。
Node.jsを選ぶ利点としては、
実際の開発現場でも多く使われている、大規模・小規模どちらの処理にも対応していることでしょうか。
Node.jsについて詳細を知りたい人は、以下の記事も参考にぜひ。
使用するPCに応じて、Node.jsのバージョン管理を行います。
Windows⇒Nodist がオススメ
Mαc ⇒Nodebrewがオススメ
私はMacユーザーなので、Nodebrewでインストール・設定しました。
2. Nodebrewをインストール
brew install nodebrew
3. Nodebrewで、対象のNodeをインストール
以下コマンドでインストール可能なバージョンを確認する。
nodebrew ls-remote
以下コマンドでインストールを実施する。
nodebrew install-binary {対象のバージョン}
nodebrew install-binary stable (安定版のバージョンを自動選択)
インストールが成功せずに以下のエラーが出た場合には、
nodebrew setup
を実施した上で、再度インストールする。
Fetching: https://nodejs.org/dist/v16.10.0/node-v16.10.0-darwin-x64.tar.gz
Warning: Failed to create the file
Warning: /Users/{ユーザー名}/.nodebrew/src/v16.10.0/node-v16.10.0-darwin-x64.tar.gz:
Warning: No such file or directorycurl: (23) Failed writing body (0 != 1120)
download failed: https://nodejs.org/dist/v16.10.0/node-v16.10.0-darwin-x64.tar.gz
4. パス・インストールしたNodeを設定する
NodebrewでインストールしたNodeのバージョンを利用するために、以下コマンドを実行してください。
nodebrew use {インストールしたバージョン}
さらに、パスを設定します。(書き込みするファイルは、OSバージョン、個人の設定に依るので、書き換えて実行してください。)
echo 'export PATH=$HOME/.nodebrew/current/bin:$PATH' >> ~/.zprofile
以上でインストール完了です。以下コマンドでバージョンが一致していることを確認しましょう。
node -v
5. NodeコマンドでJSファイルを実行する
ローカルに作成しているJSファイルを対象に、以下コマンドを実行できることを確認してください。
node test.js
> test is passed
以上で完了です、お疲れ様でした。